景泰藍(ケイタイラン)のネックレスです。
景泰藍とは銅製の七宝焼きの一種で、銅の素地(ソジ)に金属の糸で線状細工を施し、ガラス質の釉(ウワグスリ)で色を焼きつけます。
元代(1206年~1368年)に中近東・西アジア一帯から中国に伝わり、明の景泰年間(1450年~1456年)で盛んになりました。
景泰年間に最盛期をむかえたことに加え、釉(ウワグスリ)に藍色を多用し、青いものが多かったため、景泰藍と呼ばれています。
煌びやかで、重厚感があります。首にかければ、ずっしりと重いです。玉と玉は丈夫な白いひもでつながれています。シンプルな服装にあわせると、美しさが際立ちます。
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★元代
中国史の観念では、元朝とはクビライから遡って改称以前のチンギス・カアンに始まる王朝であるとされ、元とはモンゴル帝国の中国王朝としての名称ととらえられているため、1206年~1368年としています。
*チンギス・カアンの孫でモンゴル帝国の第5代皇帝に即位したクビライ(フビライ)が、1271年にモンゴル帝国の国号を大元(ダイゲン)と改めましたので、日本の教科書には1271年~1368年とされています。
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★釉(ウワグスリ)
ケイ酸塩化合物。焼成(ショウセイ)するとガラス質になり空気や水を通すのを防ぎ、耐食性や強度が増すとともに、美しい光沢を与えます。
🔹サイズ🔹
全長 64㎝ 重さ 87g
🔹素材🔹
銅製